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【イベント案内】7月19日京都大学カーボンニュートラル推進フォーラム キックオフシンポジウム‐地球社会の調和ある共存に向けて‐
京都大学カーボン・ニュートラル推進フォーラム
新型コロナウイルスの影響で社会が大きく変化している中、脱炭素化社会の実現は、人類存続の危機に関わる社会課題であり、ポストコロナにおける持続可能で強靭な経済社会への再設計のために必要不可欠です。
技術革新の基盤となる科学的知見を創出し、その知を普及する使命を持つ「大学」が国内外に果たすことのできる役割は極めて大きく、その基本理念に「地球社会の調和ある共存」を掲げている京都大学としても、カーボン・ニュートラル実現に向けて積極的に取り組む必要があります。
このような状況を背景として、京都大学におけるカーボン・ニュートラル実現に向けた様々な情報交換の場として、次のような「京都大学カーボン・ニュートラル推進フォーラム」を本年5月に設置しました。
開催概要
「温室効果ガスの排出量がどのようなシナリオをとったとしても、世界の平均気温は上昇し、21世紀末に向けて気候変動の影響のリスクが高くなる。」(IPCC第5次評価報告書)、「1.5℃を大きく超えないためには人為起源のCO2排出量が、2050年前後に正味ゼロとなる必要がある。」(IPCC1.5℃特別報告書)
人、社会、環境にとって喫緊の課題であるカーボン・ニュートラルに対しては、その基本理念に「地球社会の調和ある共存に貢献」と掲げる京都大学が積極的に取り組む必要があることから、研究者同士の情報共有プラットフォームであ
る「京都大学カーボン・ニュートラル推進フォーラム」を2021年5月に設立したところです。このフォーラムには、117名(6月末時点)にもなる研究者が参加しており、今後、このフォーラムを核にカーボン・ニュートラルに関する様々な取組みを展開することとしています。
本シンポジウムは、この「カーボン・ニュートラル推進フォーラ
ム」のキックオフを飾るイベントであり、京都大学の多種多様な研究
者たちが、360°、様々な視点から切り込んでいくプログラムとなってお
りますので、是非ご参加ください。パンフレットダウンロード
参加費 | 無料 |
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定員 | 500名(一般の方、京都大学関係者など) |
主催 | 京都大学カーボン・ニュートラル推進フォーラム |
共催 | 京都大学オープンイノベーション機構 |
申し込み方法 | 下記「申し込みURL」よりお申込みください。 ※申込期限:7月18日(日) (ただし、申込多数の場合、期限前でもお断りする場合がありますので予めご了承ください。) ※参加者はパソコンなどの端末、ネット環境が必要です。 ※お申込者以外の方は視聴できませんので、予めご了承ください。 ※Zoomへの接続情報については、次の通り、ご登録のアドレスに電子メールにてお送りします。 ・7/15(木)までにお申し込みの方→7/16(金)午後にお送りいたします。 ・7/16(金)から18(日)にお申し込みの方→シンポジウム当日(7/19(月))午前にお送りいたします。 ※GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスをご利用の方、フィルタリング機能を有効にしている方は、削除フォルダ、迷惑メールフォルダもご確認ください。 ※携帯メールを使用され、 メール防止フィルターをご利用の場合は、@kyodai-original.co.jpのフィルター解除をお願いします。 |
問い合わせ先 | 京都大学カーボン・ニュートラル推進フォーラム事務局 (京大オリジナル株式会社:本フォーラムの一部業務は、京大オリジナル株式会社が京都大学(オープンイノベーション機構)より委託を受け、実施しています。) TEL:075-753-7766 E-mail:event1@kyodai-original.co.jp |
TIME TABLE
13:30-13:35 | オープニングスピーチ フォーラム代表 |
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13:35-14:05 | キーノート 「なぜカーボンニュートラルなのか」 京都大学大学院工学研究科 藤森真一郎 准教授 |
14:05-15:05 | ピッチトーク1 「『人・社会・環境』に迫る危機」 京都大学フィールド科学教育研究センター 石原正恵 准教授 「物言わず変わる森」 京都大学総合生存学館 関山健 准教授 「気候安全保障ー気候変動に起因する紛争リスク」 京都大学地球環境学堂 トレンチャー・グレゴリー 准教授 「「気候危機」とは何か?国内外で地球温暖化がもたらしている影響について」 京都大学大学院農学研究科 山根久代 准教授 「気候変動が果樹生産に及ぼす影響」 |
15:05-15:15 | 休憩 フォーラムへのメッセージ |
15:20-16:25 | ピッチトーク2 「サイエンスの貢献」 京都大学白眉センター 井上恵美子 特定准教授 「気候変動政策とイノベーション(仮)」 京都大学白眉センター カムランザッド・バハレ 特定助教 「Ocean Renewable Energies and Net-Zero Emissions」(逐次通訳) 京都大学防災研究所 廣井慧 准教授 「ITができること、その展望」 京都大学生存圏研究所 三谷友彦 准教授 「次世代グリーンケミストリーに貢献するマイクロ波加熱技術」 |
16:25-17:05 | ダイアローグ 「地球社会の公正な共存へ」 京都大学地球環境学堂 宇佐美誠 教授 京都大学総合生存学館 清水美香 特定准教授 |
17:05-17:10 | クロージングスピーチ フォーラム事務局長 |
京大オリジナル株式会社について
「大学の知」を社会に循環させ、人類が直面する社会課題解決につなげることで、持続可能社会を実現する。
京都大学の「産官学連携の拠点」となり、
「京大の知」を「価値」に変換することを通じて、フェアな「知の市場」を創出する。