【日本オープンイノベーション大賞受賞&メディア掲載】「2050年の人や社会を見据えたAI研究の最前線」
「人を知る」人工知能講座でも講師を務める、京都大学大学院情報学研究科 井上 昂治助教が関わるプロジェクトが【日本オープンイノベーション大賞文部科学大臣賞】を受賞、メディアにも取り上げられました。
井上 昂治助教について
京都大学 大学院情報学研究科 (工学部情報学科兼担) 助教
音声メディア分野
人間と音声で会話をするシステム(音声対話システム)の研究を行っています。最近ではスマートフォンやスマートスピーカなどにおいて、音声で会話をするアプリケーションが実用化されています。その中で、私は「人間らしい自然な会話」を指向して研究を進めています。人間のように、しなやかで深い会話を行う会話ロボットを実現することが究極の目標です。扱う情報は、音声をベースとしていますが、マルチモーダルな情報(音声+画像など)も扱っています。深層学習(Deep learning)やベイズ学習などの機械学習技術も積極的に取り入れています。また、会話分析、言語学、認知科学などの分野の知見も参考にしています。
第4回 日本オープンイノベーション大賞について
「日本オープンイノベーション大賞」は、ロールモデルとなる先導的又は独創的な取組の表彰と発信により、オープンイノベーションを更に普及させ、我が国のイノベーション創出を加速することを目的として、平成30年度より開始された内閣府の表彰制度です。
今回、井上先生を含む5名らの取り組み【次世代を担う学生・若手自ら未来社会へのロードマップを描き、研究開発エコシステムを創造する「人工知能研究会 /AIR」】が文部科学大臣賞を受賞しました。
プロジェクト詳細について
今回のプロジェクトの詳細が、AI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマに発信する専門メディアAINOW(エーアイナウ)で掲載されました。
「若手研究者による 2050 年の未来予測 〜ムーンショット型研究開発 ミレニア・プログラムより〜」の編集をご担当された、井上 昂治氏(京都大学)・岡田 将吾氏(北陸先端科学技術大学院大学)と、チームリーダーの一人として寄稿した佐久間 洋司氏(大阪大学・学生編集委員長)の3名のインタビュー記事となります。
『人を知る人工知能講座』について
2019年度から開始、2021年度で3期目、過去累計220名を超える方が受講する人気講座。2022年度も実施が確定し、先行募集をしております。